祭神

浅間大神

木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

主な御神徳は安産・火防、富士山の女神。
大変美しい女神であったため、天孫・瓊瓊杵尊の妻となり、猛火の中で3柱の皇子をご安産なされた故事があります。

芸能の神、酒造の神、養蚕の神としても信仰を集めてきました。
その全てにはムスビ(産霊)の御力が通じており、モノを生み出す神であるといえます。

また、水を司る神であり、転じて交通や流通の神でもあります。

彦火瓊瓊杵尊(ひこほのににぎのみこと)

天照皇大神の孫神様で、天孫降臨をなされ、木花開耶姫命を娶られました。
三種の神器を現世にもたらしました。
神武天皇の曾祖父神様で、昔話で名高い海幸彦・山幸彦の父神様です。

姫神様と強い絆で結ばれた夫婦神として、夫婦和合・夫婦円満の霊験あらたかです。

大山祇神(おおやまづみのかみ)

木花開耶姫命の父神様。
全ての山の神様。
姫神様のご夫婦と共にお祀りされ、家族の円満を守り導いて下さいます。

むすひについて

あらゆるものを生み出す神霊をいい、「(むす ) ()( ) () ()(むすひ)(むす) ()(むす ) ()」とも表記されます。

ムス」は生成発展する意、「」は霊または神秘的なはたらきを意味し、「ムスヒ」とは「天地・万物を生成発展させる霊的なはたらき」を意味します。「ムスヒ」の観念は幅広く、神道においては「神々の生成をはじめ万物の生成発展にかかわる重要な概念」とされています。また、『古事記』の神話から「衰えようとする魂を奮い立たせるはたらきをもつ」信仰があったことがわかります。(参考『神道事典』弘文堂、國學院大學日本文化研究所編)

ムスビの神としては、高御産巣日神や出雲の結神らが名高いですが、当社御祭神・コノハナサクヤヒメ様の様々に深き御神徳もまた、この一語によってほぼ表せるといえます。

 一、子の生み育て ―――― 子授け、安産、子育て…等
 一、関係を生み出す ――― 縁結び、夫婦円満、良縁…等
 一、産業を興し増やす ―― 起業、事業繁栄、養蚕…等
 一、モノを生み出す ――― 酒造(発酵)、芸術…等

現代日本の一般的日常生活においては忘れられかけている言葉で、ご参拝の方への説明に苦労することもありますが、日本人の心の中には変わらずあり続ける概念なのです。例えば「結ばれる」という言葉をめでたく尊いことであると感ずる、ごはんを成形したものを「おむすび」という、などが挙げられます。「おむすび」には命を授かるものとして、お米を尊び、食べることを神聖とする気持ちが込められているのですね。

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