今年も当神社の例大祭である「初申祭」を斎行致しました。 新型コロナウイルスの流行以降は行っておりませんでした御神酒のふるまいが再開され、ついに完全にコロナ禍前の形に戻りました。 実に清々しい晴天のもと、大変な賑わいの初申祭となりました。 当神社instagramに写真を上げております。よろしければどうぞご覧くださいませ。 https://www.instagram.com/kitaguchi.hongu.official/ インスタグラムの写真は有限会社クレセントエルデザイン(富士山ドローンベース - FUJISAN DRONE BASE (fujisan-drone.jp))にご協力をいただいております。
【初申祭とは】 社記によれば、六代目天皇にあらせられる孝安(こうあん)天皇九十二年の年に、それまで雲霧に包まれていた富士山が忽然とそのお姿を現したと伝えられています。 その年が「庚申(かのえさる)」の年であった為、当神社では古くより申の年、申の日を縁起として祭礼を行ってきました。 特に六十年に一度巡り来る「庚申」の年は、「御縁年」とし式年大祭を執り行っています。 (前回の庚申は昭和五十五年)
この「初申祭」は、御祭神が農耕、特に養蚕に対してのご加護が篤いので、農耕が始まる時期に例祭が選定されたと考えられ、旧暦四月の最初の申の日と定められました。 故に「初申祭」と申し上げます。
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